Windows10で20H2にアップデートするとIMEの所為であらゆる動作が遅く重くなる事があります。
特に文字入力・変換が出来る状態で異常に重くなる事が多いですがそれ以外の場面でも画面のロックのローディングが1秒近くかかる、等の動作の遅延が起こる事がありました。
これを解決する方法です。
使用状況データの収集を停止する(オフにする)。
本件に関してはMicrosoftが問題を放置しているのが悪いと思うので停止を推奨します。
データ送信自体は問題ないと思うのですが送信するためのデータの保存に問題があるようです。
IMEの設定を開く
IMEの設定を開くには2つの方法があります。
タスクバーに表示されているA
あ
を右クリックして設定(s)
をクリックして開きます。
もう1つの方法はスタートメニューをクリックするかWindowsキーを押してIME
と入力すると「日本語IMEの設定」が候補に出てくるのでEnterキーを押して開きます。
使用状況データの収集を停止する。
設定画面の一番下に「使用状況データの収集」が表示されていると思うのでそれをクリックします。
「使用状況データの収集」の画面が開くので「データをファイルに保存する」のトグルスイッチをクリックして「オフ」に設定します。
設定画面を閉じます。
必要に応じてオンに戻します。
操作は以上です。
あとがき
データの収集から改善されるのは良い事ですが何故カーソルの移動中にさえ頻繁に数秒から数十秒と言う遅延が発生するのかが疑問です。
一度オフにすればオンに戻してもデータが消えていると思うので一時的に動作が早くなると思います。