メモリに不具合があった、メモリを交換した、その後によくわかりませんが動作が遅い事があります。
特にWindows OSやアプリ起動時の遅さが顕著でアプリ起動後は普通に動いている感じがある場合に考えられる原因の対処法です。
メモリを減らした場合
メインメモリの容量を減らした後に遅くなる場合はページキャッシュに不整合が発生してメモリのスワッピングが大量に起っていると考えられます。
そこでページキャッシュを正常にする為に一旦ページキャッシュを無しに設定し再起動後に自動設定に変更します。
これはあくまで予想ですがページキャッシュの問題はこの方法で解決します。
設定を変更しページキャッシュを削除する
ページキャッシュの設定は変更後に再起動が必要です。
自動から無しに設定し再起動した後、再び自動に設定して再起動します。
ページキャッシュの設定は"コンピューターの詳細設定"にあります。先ずはこれを開きます。
田 スタートメニュー
をクリックして開く。
⚙ 設定
をクリックしてコントロールパネルを開く。
「システムの詳細設定」と入力してリストから直接開くかシステム
をクリックする。直接開いた場合は少し下の「システムの詳細設定」へ。
左のメニューの一番下にある詳細設定
をクリックする。
表示された右側の下にあるシステムの詳細設定
をクリックして開く。
システムの詳細設定
「システムのプロパティ」の詳細設定タブが開くのでパフォーマンスの設定
をクリックする。
「パフォーマンスオプション」が開くので詳細情報
タブをクリックする。
「仮想メモリ」の変更
をクリックする。
仮想メモリが開くので一番上のすべててのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する
をクリックしてチェックを外す。
チェックを外すとドライブごとの設定を変更できるのでドライブのリストからページングファイルのサイズがなし以外に設定されているドライブをクリックして1つずつページングファイルなしに設定する。ここでは説明の為に「システム管理」になっているドライブを C:
として扱う。
C:
をクリックしてページングファイルなし
をクリックしたら設定
をクリックして「続行しますか?」の確認画面で「はい」
をクリックする。
OKをクリックしてウィンドウを閉じる。
再起動する。
再起動が出来たら再びページングファイルの設定を開き、C:
のページングファイルの設定をシステム管理
に設定する。
OKをクリックしてウィンドウを閉じる。
再起動する。
再起動が出来たら完了です。
ページキャッシュはシステムドライブルート(C:)に pagefile.sys
と言う名前であると思います。