WindowsXPでSSDをフォーマットする際にパーティション開始オフセットを手動で設定する(diskpart, msinfo32)
これはWindowsXP以前のOSでSSDをフォーマットする際にパーティション情報を適切に設定する為の記事です。
・参考
Windows Server 2003、Windows XP、および Windows 2000 で複数のディスクを使用するとディスク パフォーマンスが予想より低下することがある
http://support.microsoft.com/kb/929491/ja
・msinfo32でパーティション開始オフセットの数値を確認
msinfo32を起動しパーティション開始オフセットが512ではなく1024になっていることを確認する。1024で無い場合は一旦SSDのパーティションを全て削除し以下の手順でパーティションを作成する。
1024の場合は適切にフォーマットされているのでこれで終わりです。
パーティションを削除するには「マイコンピューター」を右クリックして「管理」から「ディスクの管理」でどうぞ。
・diskpartでパーティションを作成する。
スタートメニューをクリック。
検索窓をクリックしてdiskpartと入力。
UACの画面が出てきたら許可する必要があるので「はい」をクリック。
diskpartが起動する(HDDがスピンアップしていない場合は時間が掛かります)。
DISKPART > と表示されたら以下の順にコマンドを入力。
DISKPART > list disk
(ディスク一覧が表示されるのでどのディスクがどの番号か確認する)
DISKPART > select disk [ディスク番号]
DISKPART > list disk
(selectで選択したディスクに印が付いている事を確認。)
DISKPART > create partition primary align=1024
パーティションを作成できたらウィンドウを 閉じる。
パーティションを作成するので不要なパーティションはディスクの管理から消してください。
XPでディスクを認識させてフォーマットする前まではしておいてください。
diskpartの操作では確認メッセージは出ないので作業は慎重に行ってください。
Windows7を一旦どこかに入れてそこからSSDを署名、フォーマットすればこの作業は不要です。
以上です。