先ず、容量固定の VHD は縮小できません。中身を他の VHD に写す必要があります。
VHDX
は Hyper-V マネージャー
から縮小できます。
Windows10 での操作方法です。
容量固定のVHDXを縮小する
容量固定のVHDXについて扱います。
容量固定のVHDXを縮小する為には未割り当ての領域が必要
容量固定のVHDXを縮小するにはディスク最後尾にある 未割り当ての領域
が必要です。
仮想ハードディスクをマウントしてディスクの管理から縮小して未割り当ての領域を作成してください。縮小できない場合はデフラグやコピーを使ってディスク後方のファイルを前に詰めてください。必要に応じて空き領域を0で埋めるツールで書き換えてください。
縮小できるのはこの 未割り当ての領域
の部分になります。
ここの操作については省略します。
ディスクの管理
ボリューム
(C:)
(D:)
(下がグラフィック表示)
ディスク0
ベーシック
1000GB
オンライン
(C:)
931GB NTFS
正常(ブート)
仮想ディスク1
ベーシック
8000GB
オンライン
(D:)
7270GB NTFS
正常
2000GB
未割り当て
VHDXを取り外す
Hyper-V マネージャー では接続中の VHDX の編集は出来ません。
Hyper-V マネージャー で VHDX を縮小する前に取り外してください。
ディスクの管理で該当ディスクを、またはエクスプローラーで該当ドライブを右クリックし取り外し
をクリックすれば取り外せます。
Hyper-V マネージャーでVHDXを縮小する
⊞ スタートメニュー
をクリックして Hyper
と入力して Enterキー
を押すか、「Windows管理ツール」から Hyper-V マネージャー
を起動します。
「Hyper-V マネージャー」を起動したら右側の「操作」のディスクの編集
をクリックします。
「仮想ハードディスクの編集ウィザード」 が開きます。
「開始する前に」 を読み、次へ
をクリックします。
「ディスクの場所」 が開いたら参照をクリックして VHDX を選択し、次へ
をクリックします。
「操作の選択」で「縮小」が表示されていて選択できる場合は縮小できます。1GB単位でしか縮小できません。容量可変の VHDX の場合は最適化を行います。
数値を指定したら次へ
をクリックし、最後に完了
をクリックします。
縮小する場合は一瞬で完了します。
拡張する場合は物理ディスクに追加容量分を書き込むので時間がかかります。
以上です。