ディスクの管理でドライブ構成を確認する
田 スタートメニュー
を右クリックしてメニューを開く。
ディスクの管理(K)
をクリックして開く。
ディスクの管理でボリューム
の列のC:をクリックするとCドライブのディスクが選択されCドライブが斜線表示される。
その右側に未割り当て
が512MBか1GB(1024MB)以上無い場合はCドライブを縮小する必要がある。
Cドライブを縮小する必要がある場合
C:の斜線表示の部分を右クリックしてメニューを開く。
ボリュームの縮小をクリックする。
縮小する領域のサイズに 512
(又は1024) を入力する。
縮小
をクリックして縮小する。
縮小出来ない場合はファイルを削除して空き領域をcipher /w:C
コマンドでwipe(ゼロライト)してから縮小するかWindowsを再インストールする際にCドライブを削除する必要があります。別の物理ドライブに作るのは今と同じ事が起こるのでお勧めしません。
ここではその手順は説明しません。
Diskpartで回復ドライブを作成する
以下のコマンドを自分の環境と比べながら順に実行する。
田 スタートメニュー
をクリックする。
diskpart
と入力してEnterキーで起動する。セキュリティの確認を求められるので「はい」をクリックする。
diskpart
list disk
select disk 0
list disk
選択したディスク0の先頭に *
(チルダ)が付く。間違えたら select し直す。
list partition
選択したディスクのパーティションの一覧を表示して選択したディスクが正しいか確認する。
create partition primary size=512 id=27
sizeに関しては512(MB)でも足りますが、後述の更新プログラムを適用すると1024が必要になります。その際に拡張できないと思いますので、回復用の
パーティションを削除して、手前にある
パーティションを縮小して、再度回復用の
パーティションを作成してください。
assign letter=R
このドライブレターの割り当てはディスクの管理からでは出来ません。
exit
回復ドライブを拡張したい場合
後述の更新プログラムを適用すると、システムイメージの作成で「バックアップに失敗しました。」と出る事があります。
バックアップに失敗しました。
ディスク領域が不足している為、保存場所にボリュームのシャドウ コピーを作成できません。バックアップするすべてのボリュームについて、シャドウ コピーの作成に必要な最低限のディスク領域が利用可能であることを確認してください。これは、バックアップの保存先と、バックアップに含まれるボリュームの両方について行う必要があります。最小要件: 500MB 未満のボリュームに対して 50 MB の空き領域、500 MB を超えるボリュームに対して 320 MB の空き領域が必要です。推奨事項: ボリュームのサイズが 1GB を超える場合、各ボリュームについて、少なくとも 1GB の空きディスク領域が必要です。(0x80780119)
この場合、diskpartから領域を拡張します。
現在容量が512MBの場合。ディスク0、パーティション1の場合。
list disk
select disk 0
list disk
選択されたディスクが正しいか確認する。
list partition
select partition 1
list partition
選択されたパーティションが正しいか確認する。
パーティションを 512 MB 拡張する。
extend size=512
OEM パーティション、ESP パーティション、回復パーティション、またはオフラインボリュームは拡張できません。
選択されたボリューム拡張できません。
別のボリュームを選択してから再実行してください。
回復パーティションからNTFSパーティションに変更。
set id=07
必要に応じてドライブレターを割り当てる。
assign letter=R
ドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。
512 MB のドライブを 512 MB 拡張する。
extend size=512
ボリュームを正常に拡張しました。
set id=27
選択されたボリュームまたはパーティションは使用中です。
操作を続行するには、OVERRIDE パラメータを使用してください。
set id=27 override
exit
インストール メディアから WinRE.wim を見つけてコピーする
ここは上の記事のほぼコピーです。
コマンドは極力コピー&ペーストしてください。インストールメディアのドライブ部分は変更してください。
WinRE.wim がシステムで構成されていない場合は、次の手順を実行します。
オペレーティング システムのインストールに使用した Windows インストール メディアで WinRE.wim ファイルを見つけます。
田 スタートメニュー
をクリックする。
command
と入力してEnterキーで起動する。
次のローカル フォルダーを作成します。
mkdir C:\OS_Image
mkdir C:\OS_Image\Mount
mkdir C:\Winre
Install.wim ファイルを Windows インストール メディアから C:\OS_Image にコピーします。インストール メディアがドライブ D に置かれている場合は、Install.wim ファイルは D:\sources フォルダーに置かれています。
次の DISM コマンドを入力して、Install.wim ファイルをマウントします。
DISM /mount-wim /wimfile:C:\OS_Image\Install.wim /index:1 /MountDir:C:\OS_Image\mount
次のコマンドを入力して、Windows RE イメージ (Winre.wim) ファイルをマウントされた Windows イメージから C:\WinRE にコピーします。
Copy C:\OS_image\mount\windows\system32\recovery\WinRE.wim C:\winre\
次のコマンドを入力して、マウントされた Windows イメージをマウント解除します。
DISM /unmount-wim /MountDir:C:\OS_Image\mount /discard
C:\OS_Image フォルダーと C:\OS_Image\Mount フォルダーをそれらにコピーされた Install.wim ファイルと共に削除します。
KB2883457 セキュリティ更新プログラム パッケージを WinRE.wim に挿入する
これはやらなくても良いですが作業はこれで終わりではありません、下に続きます。
KB2883457 セキュリティ更新プログラム パッケージを C:\WindowsUpdate フォルダーにコピーします。
次のローカル フォルダーを作成します。
mkdir C:\WinRE\Mount
次のコマンドを入力して、Winre.wim ファイルをマウントします。
DISM /mount-wim /wimfile:C:\winre\WinRE.wim /index:1 /MountDir:C:\winre\mount
次のコマンドを入力して、セキュリティ パッケージをマウントされた Winre.wim ファイルに挿入します。
DISM /image:C:\Winre\mount /Add-Package /Packagepath:C:\WindowsUpdate
次のコマンドを入力して、セキュリティ パッケージが正常に統合されたことを確認します。
DISM /image:C:\winre\mount /Get-Packages
次のコマンドを入力して、Winre.wim ファイルに対する変更をコミットします。
DISM /unmount-wim /MountDir:C:\Winre\mount /commit
回復環境が動作するか確認する。
田 スタートメニュー
をクリックする。
一番下の⏻
電源をクリックする。
SHIFTを押したまま再起動
をクリックする。
若しくは、
田 スタートメニュー
をクリックする。
⚙ 設定
をクリックする。
更新とセキュリティ
をクリックする。
回復
をクリックする。
「PCの起動をカスタマイズする」のすぐ下にある再起動
をクリックする。
これで回復環境が起動すれば成功です。
ドライブレターが割り当てられた回復ドライブのドライブレターをシステムレジストリから削除する
一旦ドライブレターを割り当てるとディスクの管理からドライブレターを削除しても再起動後にレジストリに残った情報でドライブレターが再割り当てされる事がある。
その為、先ず再起動して回復ドライブのドライブレター確認する。
田 スタートメニュー
をクリックする。
regedit
と入力しEnterキーを押して起動する。
画面左に表示されているフォルダ表示の部分がキーです。右側は値になります。
レジストリキーから該当ドライブのキーを表示する。キーのある場所は
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Search\VolumeInfoCache\
例えば回復ドライブが R:
なら画面の左側の VolumeInfoCache
の下に R:
があると思います。これを右クリックして削除します。
右クリックして表示されたメニューの削除
をクリックする。
「キーの削除の確認」の画面が出るので「はい」をクリックして削除する。
もう一か所削除する
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices\
画面右側に表示されている値の名前を見て R:
なら \DosDevices\R:
と 言う値を探す。
右クリックして表示されたメニューの削除
をクリックする。
「値の削除の確認」の画面が出るので「はい」をクリックして削除する。