いつものしらべてもでてこない

調べた事を書きます

diskpartでclean allを途中で中断、停止、終了させる方法。または終わらない場合。

 ディスク管理ツールの diskpart では色々な操作が出来、 clean all でディスク全体にゼロライトして消去する事が出来ます。
TB単位のHDDの場合は150MB/s程度の書き込み速度で数時間かかります。
しかし clean all は途中経過が表示されない為、進捗がわからず Ctrl+C で終了も出来ません。
予定が変わった際にこれを途中で終了させる方法です。

clean allを停止させる

 clean all はタスクマネージャーから見ると system が動かしておりユーザーからは終了処理が出来ません。
しかしディスクを完全にロックしている訳ではないので終了する事が可能です。

ディスクの管理からディスクをオフラインにする。

 田 スタートメニューを右クリックしてメニューを開く。
 ディスクの管理(K)をクリックして開く。

 ディスクの管理でボリュームの列から該当するボリュームを探してクリックする。


 例として (D:)をクリックするとDドライブのディスクが選択され下のグラフィック表示部分に表示されDドライブが斜線表示されます。

ディスクの管理 ボリューム (C:) (D:) (下がグラフィック表示) ディスク0 ベーシック 1000GB オンライン(C:) 931GB NTFS 正常(ブート)
ディスク1 ベーシック 8000GB オンライン(D:) 7270GB NTFS 正常

 下のグラフィック表示の左側のディスク1の部分を右クリックしてメニューを開く。
 メニューのオフラインをクリックする。
 少し待つとオフライン表示に切り替わる。


 これで clean all は終了しています。タスクマネージャーで確認できます。

終わり

以上です。

PowershellのconsoleでPauseの様に「続行するには何かキーを押してください」と表示しキーが入力されるまで待つ方法。

console の場合だけ使える方法。

PowerShell ISE の時は入力待ちしない方法です。

>_ Windows PowerShell if (!$psISE){ Write-Host -NoNewLine 'Press any key to continue...'; $null = $Host.UI.RawUI.ReadKey('NoEcho,IncludeKeyDown'); }

PowerShell ISE 上で実行しているかどうかを変数 $psISE で判断します。
この方法だと PowerShell ISE の場合は入力待ちできません。

Read-Host 'Press any key to continue...'

以上です。

Windows7で回復ドライブが無い場合に回復パーティションを作成する方法。回復ドライブを作成できません。

 Windowsリカバリーやコピーなどで復元した際に回復ドライブの無いディスクを作ってしまう事があります。
 回復ドライブは通常、Windowsのインストール時にディスクの未使用領域にインストールする事で自動的に回復用のパーティションが作成されるようになっています。
 回復ドライブが無いと回復ディスクを作成出来ません。sfc /scannow が実行できない場合もあります。
 これを後から手動で作成します。Windows7向けの方法です。
 可能な限りコピー&ペーストして修正してください。

回復ドライブの作成方法

 回復ドライブの作成は回復パーティションを作成した後、Microsoftの案内する手順通りにすると作成できます。
 注意点はDVD-ROMドライブのドライブレターが環境によって異なるので変更しないといけない事とコマンドが長いのでコピー&ペーストで作業する事です。
 手順の中でドライブレターを使用環境に合わせた文字に変更する箇所は1か所だけですので作業自体は簡単です。
 ここでは reagentc /enable で作成できない場合を扱います。reagentc /info で情報を表示すると空っぽの情報が表示されます。

ディスクの管理でドライブ構成を確認する

 田 スタートメニューを右クリックしてメニューを開く。
 ディスクの管理(K)をクリックして開く。

 ディスクの管理でボリュームの列のC:をクリックするとCドライブのディスクが選択されCドライブが斜線表示される。
 その右側に未割り当てが512MBか1GB(1024MB)以上無い場合はCドライブを縮小する必要がある。

Cドライブを縮小する必要がある場合

 C:の斜線表示の部分を右クリックしてメニューを開く。
 ボリュームの縮小をクリックする。
 縮小する領域のサイズに 512 (又は1024) を入力する。
 縮小をクリックして縮小する。

 縮小出来ない場合はファイルを削除して空き領域をcipher /w:Cコマンドでwipe(ゼロライト)してから縮小するかWindowsを再インストールする際にCドライブを削除する必要があります。別の物理ドライブに作るのは今と同じ事が起こるのでお勧めしません。
 ここではその手順は説明しません。

Diskpartで回復ドライブを作成する

 以下のコマンドを自分の環境と比べながら順に実行する。
 田 スタートメニューをクリックする。
 diskpart と入力してEnterキーで起動する。セキュリティの確認を求められるので「はい」をクリックする。

diskpart

 list disk
 select disk 0
 list disk
選択したディスク0の先頭に * (チルダ)が付く。間違えたら select し直す。
 list partition
選択したディスクのパーティションの一覧を表示して選択したディスクが正しいか確認する。

 create partition primary size=512 id=27

Diskpartは指定したパーティションの作成に成功しました。
sizeに関しては512(MB)でも足りますが、後述の更新プログラムを適用すると1024が必要になります。その際に拡張できないと思いますので、回復用のパーティションを削除して、手前にあるパーティションを縮小して、再度回復用のパーティションを作成してください。

 assign letter=R
このドライブレターの割り当てはディスクの管理からでは出来ません。
 exit

回復ドライブを拡張したい場合

 後述の更新プログラムを適用すると、システムイメージの作成で「バックアップに失敗しました。」と出る事があります。

バックアップに失敗しました。
ディスク領域が不足している為、保存場所にボリュームのシャドウ コピーを作成できません。バックアップするすべてのボリュームについて、シャドウ コピーの作成に必要な最低限のディスク領域が利用可能であることを確認してください。これは、バックアップの保存先と、バックアップに含まれるボリュームの両方について行う必要があります。最小要件: 500MB 未満のボリュームに対して 50 MB の空き領域、500 MB を超えるボリュームに対して 320 MB の空き領域が必要です。推奨事項: ボリュームのサイズが 1GB を超える場合、各ボリュームについて、少なくとも 1GB の空きディスク領域が必要です。(0x80780119)

 この場合、diskpartから領域を拡張します。
 現在容量が512MBの場合。ディスク0、パーティション1の場合。
 list disk
 select disk 0
 list disk
選択されたディスクが正しいか確認する。

 list partition
 select partition 1
 list partition
選択されたパーティションが正しいか確認する。

 パーティションを 512 MB 拡張する。
 extend size=512

OEM パーティション、ESP パーティション、回復パーティション、またはオフラインボリュームは拡張できません。 選択されたボリューム拡張できません。 別のボリュームを選択してから再実行してください。

 回復パーティションからNTFSパーティションに変更。
 set id=07

パーティション ID を設定しました。

必要に応じてドライブレターを割り当てる。
 assign letter=R

ドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。

 512 MB のドライブを 512 MB 拡張する。
 extend size=512

ボリュームを正常に拡張しました。

 set id=27

選択されたボリュームまたはパーティションは使用中です。 操作を続行するには、OVERRIDE パラメータを使用してください。

 set id=27 override

パーティション ID を設定しました。

 exit

回復ドライブが正常に動作するようにイメージを書き込み必要に応じて更新プログラムを適用する。

 次の Microsoft の記事の通りにコマンドを入力して設定する。
 Windows 7 および Windows Server 2008 R2Windows 回復の更新プログラムについて
support.microsoft.com

インストール メディアから WinRE.wim を見つけてコピーする

 ここは上の記事のほぼコピーです。
 コマンドは極力コピー&ペーストしてください。インストールメディアのドライブ部分は変更してください。

 WinRE.wim がシステムで構成されていない場合は、次の手順を実行します。
 オペレーティング システムのインストールに使用した Windows インストール メディアで WinRE.wim ファイルを見つけます。

 田 スタートメニューをクリックする。
 command と入力してEnterキーで起動する。

 次のローカル フォルダーを作成します。
  mkdir C:\OS_Image
  mkdir C:\OS_Image\Mount
  mkdir C:\Winre

 Install.wim ファイルを Windows インストール メディアから C:\OS_Image にコピーします。インストール メディアがドライブ D に置かれている場合は、Install.wim ファイルは D:\sources フォルダーに置かれています。

 次の DISM コマンドを入力して、Install.wim ファイルをマウントします。

 DISM /mount-wim /wimfile:C:\OS_Image\Install.wim /index:1 /MountDir:C:\OS_Image\mount
 次のコマンドを入力して、Windows RE イメージ (Winre.wim) ファイルをマウントされた Windows イメージから C:\WinRE にコピーします。

 Copy C:\OS_image\mount\windows\system32\recovery\WinRE.wim C:\winre\
 次のコマンドを入力して、マウントされた Windows イメージをマウント解除します。

 DISM /unmount-wim /MountDir:C:\OS_Image\mount /discard
 C:\OS_Image フォルダーと C:\OS_Image\Mount フォルダーをそれらにコピーされた Install.wim ファイルと共に削除します。

KB2883457 セキュリティ更新プログラム パッケージを WinRE.wim に挿入する

 これはやらなくても良いですが作業はこれで終わりではありません、下に続きます。

 KB2883457 セキュリティ更新プログラム パッケージを C:\WindowsUpdate フォルダーにコピーします。

 次のローカル フォルダーを作成します。
  mkdir C:\WinRE\Mount

 次のコマンドを入力して、Winre.wim ファイルをマウントします。
 DISM /mount-wim /wimfile:C:\winre\WinRE.wim /index:1 /MountDir:C:\winre\mount

 次のコマンドを入力して、セキュリティ パッケージをマウントされた Winre.wim ファイルに挿入します。
 DISM /image:C:\Winre\mount /Add-Package /Packagepath:C:\WindowsUpdate

 次のコマンドを入力して、セキュリティ パッケージが正常に統合されたことを確認します。
 DISM /image:C:\winre\mount /Get-Packages

 次のコマンドを入力して、Winre.wim ファイルに対する変更をコミットします。
 DISM /unmount-wim /MountDir:C:\Winre\mount /commit

回復ドライブを設定する

 reagentc /info
REAGENTC.EXE: 操作は完了しました
 reagentc /enable
REAGENTC.EXE: 操作は完了しました
 reagentc /info
REAGENTC.EXE: 操作は完了しました
 有効化されて回復環境が設定されてBCDが設定されました。

回復環境が動作するか確認する。

 田 スタートメニューをクリックする。
 一番下の電源をクリックする。
 SHIFTを押したまま再起動をクリックする。

若しくは、
 田 スタートメニューをクリックする。
 ⚙ 設定をクリックする。
 更新とセキュリティをクリックする。
 回復をクリックする。
 「PCの起動をカスタマイズする」のすぐ下にある再起動をクリックする。

 これで回復環境が起動すれば成功です。

ドライブレターが割り当てられた回復ドライブのドライブレターをシステムレジストリから削除する

 一旦ドライブレターを割り当てるとディスクの管理からドライブレターを削除しても再起動後にレジストリに残った情報でドライブレターが再割り当てされる事がある。
 その為、先ず再起動して回復ドライブのドライブレター確認する。
 田 スタートメニューをクリックする。
 regedit と入力しEnterキーを押して起動する。

 画面左に表示されているフォルダ表示の部分がキーです。右側は値になります。

 レジストリキーから該当ドライブのキーを表示する。キーのある場所は
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Search\VolumeInfoCache\
例えば回復ドライブが R: なら画面の左側の VolumeInfoCache の下に R: があると思います。これを右クリックして削除します。

 右クリックして表示されたメニューの削除をクリックする。
 「キーの削除の確認」の画面が出るので「はい」をクリックして削除する。

もう一か所削除する

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices\
 画面右側に表示されている値の名前を見て R: なら \DosDevices\R:と 言う値を探す。
 右クリックして表示されたメニューの削除をクリックする。
 「値の削除の確認」の画面が出るので「はい」をクリックして削除する。

確認

 再起動してエクスプローラを開き先程のドライブレターの割り当てがなくなれば完了です。

TypeIDについて

 setid で使用されている TypeID についてです。消えると困るので表をコピーしておきます。

CREATE_PARTITION_PARAMETERS (vds.h) - Win32 apps | Microsoft Learn

learn.microsoft.com

Members

style

MbrPartInfo

Parameters for a Master Boot Record (MBR) disk. Used if style is VDS_PST_MBR.

MbrPartInfo.partitionType

Indicates the system-defined MBR partition type. Possible values are as follows:

Value Meaning
PARTITION_ENTRY_UNUSED
0x00
Unused entry.
PARTITION_FAT_12
0x01
Specifies a partition with 12-bit FAT entries.
PARTITION_XENIX_1
0x02
Specifies a XENIX Type 1 partition.
PARTITION_XENIX_2
0x03
Specifies a XENIX Type 2 partition.
PARTITION_FAT_16
0x04
Specifies a partition with 16-bit FAT entries.
PARTITION_EXTENDED
0x05
Specifies an MS-DOS V4 extended partition.
PARTITION_HUGE
0x06
Specifies an MS-DOS V4 huge partition. This value indicates that there is no Microsoft file system on the partition. Use this value when creating a logical volume.
PARTITION_IFS
0x07
Specifies an NTFS or ExFAT partition.
PARTITION_OS2BOOTMGR
0x0A
Specifies an OS/2 Boot Manager, OPUS, or Coherent swap partition.
PARTITION_FAT32
0x0B
Specifies a FAT32 partition.
PARTITION_FAT32_XINT13
0x0C
This value is not supported.
PARTITION_XINT13
0x0E
This value is not supported.
PARTITION_XINT13_EXTENDED
0x0F
This value is not supported.
PARTITION_PREP
0x41
Specifies a PowerPC Reference Platform partition.
PARTITION_LDM
0x42
Specifies a logical disk manager partition.
PARTITION_UNIX
0x63
Specifies a UNIX partition.
PARTITION_NTFT
0x80
Specifies an NTFT partition. This value is used in combination (that is, bitwise logically ORed) with the other values in this table.

TypeID | Microsoft Learn

learn.microsoft.com

BIOS/MBR-Based Systems

Partition type How to set the value Used for Receives a drive letter by default?

System partition

Set CreatePartitionType to Primary, and then set ModifyPartitionActive to true.

System boot information and Windows RE tools.

No

OEM partition

Set CreatePartitionType to Primary, and then set ModifyPartition<code>TypeID to a recognized value.

Recognized values include: 0x12, 0x84, 0xDE, 0xFE, and 0xA0.

OEM tools and other system utilities.

No

Windows data partition

Set CreatePartitionType to Primary.

Windows, applications, and data.

Yes

Recovery/utility partition

Set CreatePartitionType to Primary, and then set ModifyPartition<code>TypeID to 0x27.

Recovery files such as push-button recovery images and other system utilities.

No

UEFI/GPT-Based Systems

Partition type How to set the value Used for Receives a drive letter by default?

EFI system partition (ESP)

Set CreatePartitionType to EFI.

The system partition.

No

Microsoft Reserved partition

Set CreatePartitionType to MSR.

Managing the other hard-drive partitions.

No

Windows data partition

Set CreatePartitionType to Primary.

Windows operating system, applications, and data.

Yes

Recovery/utility partition

Set CreatePartitionType to Primary, and then set ModifyPartition<code>TypeID to de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac.

Recovery tools such as Windows RE, recovery files such as push-button reset images, and other system utilities.

No for Windows RE tools partitions.

Yes for push-button reset partitions and other utility partition types. For more information about hiding partitions, see Walkthrough: Deploy Push-Button Reset Features.


以上です。

Windows7でメモリ(RAM)を不具合により交換して容量が減った場合に動作が重い遅い重くなった場合にページキャッシュを削除する方法。

 メモリに不具合があった、メモリを交換した、その後によくわかりませんが動作が遅い事があります。
 特にWindows OSやアプリ起動時の遅さが顕著でアプリ起動後は普通に動いている感じがある場合に考えられる原因の対処法です。

メモリを減らした場合

 メインメモリの容量を減らした後に遅くなる場合はページキャッシュに不整合が発生してメモリのスワッピングが大量に起っていると考えられます。
 そこでページキャッシュを正常にする為に一旦ページキャッシュを無しに設定し再起動後に自動設定に変更します。
 これはあくまで予想ですがページキャッシュの問題はこの方法で解決します。

設定を変更しページキャッシュを削除する

 ページキャッシュの設定は変更後に再起動が必要です。
自動から無しに設定し再起動した後、再び自動に設定して再起動します。

 ページキャッシュの設定は"コンピューターの詳細設定"にあります。先ずはこれを開きます。

田 スタートメニューをクリックして開く。
⚙ 設定をクリックしてコントロールパネルを開く。

 「システムの詳細設定」と入力してリストから直接開くかシステムをクリックする。直接開いた場合は少し下の「システムの詳細設定」へ。
 左のメニューの一番下にある詳細設定をクリックする。
 表示された右側の下にあるシステムの詳細設定をクリックして開く。

システムの詳細設定

 「システムのプロパティ」の詳細設定タブが開くのでパフォーマンスの設定をクリックする。

 「パフォーマンスオプション」が開くので詳細情報タブをクリックする。
 「仮想メモリ」の変更をクリックする。

 仮想メモリが開くので一番上のすべててのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理するをクリックしてチェックを外す。
 チェックを外すとドライブごとの設定を変更できるのでドライブのリストからページングファイルのサイズがなし以外に設定されているドライブをクリックして1つずつページングファイルなしに設定する。ここでは説明の為に「システム管理」になっているドライブを C: として扱う。
 C: をクリックしてページングファイルなしをクリックしたら設定をクリックして「続行しますか?」の確認画面で「はい」をクリックする。

 OKをクリックしてウィンドウを閉じる。
 再起動する。

 再起動が出来たら再びページングファイルの設定を開き、C:ページングファイルの設定をシステム管理に設定する。
 OKをクリックしてウィンドウを閉じる。
 再起動する。

 再起動が出来たら完了です。

ページキャッシュはシステムドライブルート(C:)に pagefile.sys と言う名前であると思います。

終わりに

 これでまだWindowsやアプリの起動が遅い場合は他の問題があると思います、
 その場合は空いているドライブにWindowsを新規インストールしてインストール直後の状態でも遅いかどうか確認してください。
 Windowsのインストール後、再起動しても遅い場合はパソコンが壊れている可能性があります。無償保証の利用や買い替えを検討してください。

以上です。

ファイル名のAM/PMの12時間表記をNameryの連続置換・正規表現で24時間表記に変更・変換・置換する方法。

 ファイル名がAM/PMの12時間表示になっていてこれを24時間表記に修正したい場合の方法です。
ここでは簡単に処理する為にフリーソフトのNameryと言うのを使用します。簡単に処理するので月末の確認が必要になります。
ファイル名はScreenshot20201001-123456PM.jpgと言う形式になっているものとします。
確認はしましたがひょっとしたら上手く動かないかもしれないので先ずはコピーしたファイルで実行し年月の境界の部分はなるべく確認してください。

Nameryで連続置換

Nameryをダウンロード

Nameryをダウンロードします(Vector)。起動する所までは省略します。
www.vector.co.jp

Nameryを起動して連続置換する。

起動したら作業するフォルダを開きます。
左下の「表示設定(フィルタ)」の部分の「指定」をクリックして選択し右の入力欄にPMと入力してPMを含むファイルだけを表示します。

ファイル名を次の形式にします。
Screenshot20201001-123456PM.jpg
置換する部分(日付と時間)はハイフンで区切られた01-01と言う形式になっている必要があります。他にハイフンが使われている場合はどちらかを事前に置き換えて下さい。
PM12時は24時間表記の12時になります。

真ん中下の「連続置換・正規表現」をクリックしてチェックを入れます。
下のコードをドラッグして全部選択して右クリックしコピーしたらNameryの「連続置換・正規表現」の入力欄を右クリックして貼りつけてください。
|-01>-13|-02>-14|-03>-15|-04>-16|-05>-17|-06>-18|-07>-19|-08>-20|-09>-21|-10>-22|-11>-23|PM>|
真ん中のリストで対象となるファイルを選択してください。処理前に変更後のファイル名を確認できます。

右下の|>Go Namery!!ボタンを押すと処理が実行されます。
終わったらs/[AP]M//等でAMPMを取り除いて完了です。


以上です。

Windows10で20H2にアップデートすると文字入力・変換、カーソルの移動、等が異常に遅い、重い。

Windows10で20H2にアップデートするとIMEの所為であらゆる動作が遅く重くなる事があります。
特に文字入力・変換が出来る状態で異常に重くなる事が多いですがそれ以外の場面でも画面のロックのローディングが1秒近くかかる、等の動作の遅延が起こる事がありました。
これを解決する方法です。

使用状況データの収集を停止する(オフにする)。

本件に関してはMicrosoftが問題を放置しているのが悪いと思うので停止を推奨します。
データ送信自体は問題ないと思うのですが送信するためのデータの保存に問題があるようです。

IMEの設定を開く

IMEの設定を開くには2つの方法があります。
タスクバーに表示されているAを右クリックして設定(s)をクリックして開きます。
もう1つの方法はスタートメニューをクリックするかWindowsキーを押してIMEと入力すると「日本語IMEの設定」が候補に出てくるのでEnterキーを押して開きます。

使用状況データの収集を停止する。

設定画面の一番下に「使用状況データの収集」が表示されていると思うのでそれをクリックします。
「使用状況データの収集」の画面が開くので「データをファイルに保存する」のトグルスイッチをクリックして「オフ」に設定します。
設定画面を閉じます。
必要に応じてオンに戻します。

操作は以上です。

あとがき

データの収集から改善されるのは良い事ですが何故カーソルの移動中にさえ頻繁に数秒から数十秒と言う遅延が発生するのかが疑問です。
一度オフにすればオンに戻してもデータが消えていると思うので一時的に動作が早くなると思います。

Windows Media Playerで前回再生したリストの曲からレジュームしたい

Windows Media Playerは前回再生したリストの曲からレジュームは出来ないが曲の頭から再生は出来る

 Windows10のWindowsMediaPlayer(WMP)は前回終了時に再生を中断した場所、曲の途中から再生を再開する事(レジューム)は出来ませんが前回再生していたリストの曲から再生を再開する事が出来ます。

前回再生していたリストの曲から再生する

 WMPを起動すると右側の再生タブが開かれていて 未保存のリスト が表示されていると思います。
← 未保存のリスト →
この←左矢印をクリックすると 最終再生リスト に移動します。このリストは前回再生していた曲を覚えている(カーソルが終了時の状態になっている)ので前回再生していた曲から再生を再開する事が出来ます。Ctrl+Pで再生と一時停止、Ctrl+Sで停止出来ます。

以上です。