いつものしらべてもでてこない

調べた事を書きます

リストリネーム E-Rename 正規表現 エクセル メモ帳でスラスラ一括ファイル名変更!UTF8 フリーソフト アプリ

 リネーム作業をしていると1つ1つファイルを変更しなくてはならない場面があって変更し辛い、正規表現を使えるソフトは多いけれどもエクセルで編集したい、そんな場面に役に立つリスト型リネームソフトの紹介です。
 このソフトは UTF8 でファイル名を変更できます。

kurima.sakura.ne.jp
www.vector.co.jp

基本操作

 基本的には、ソフトを起動して、[パス] にフォルダをドラッグ&ドロップするか [参照] を押してフォルダを指定して、[新規編集] を押して、テキストを編集して保存したら [適用] を押す、となっています。
 UTF8 の文字を色々使ってもファイル名の変更が可能です。
 LiName の様にフォルダを移動するような編集は想定されていないようです。


他のソフトとの連携について

 このソフトはメモ帳で開いた一時ファイルを保存して適用する方式なのでファイル名を好きなソフトで編集できます。
 高機能なテキストエディタ表計算ソフト、エクセル、スプレッドシートPowerShell、等の様々な手段を利用できます。文字化けしていないかは確認しましょう。

readme.html

 操作説明や注意事項が付属の readme.html に書いてあります。リネームしても基本機能で元に戻せますが、一括してリネームするので事前に readme.html を読み、リネーム後はソフトを終了する前にリネームが期待した通りに行われているか確認しましょう。

注意事項(readme.htmlより)

 ファイル名には「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」といった文字は使えません。また、項目の区切りがカンマでありファイル名にカンマが含まれる場合、ファイル名は「"test,test.txt"」のようにダブルクォーテーションマークで囲まなくてはいけません。項目の区切りがタブである場合はこの限りではありません。
 readme にある通り一部の文字は Windows の仕様上、使えません。


以上です。

タスクスケジューラーにタスクを設定すると開始時間にインスタンスが2つか3つ起動する場合について。Windows10

 結論から言いますとそれは設定の通りに動いています。
動作の仕組みを説明します。

新しいタスクを設定する、またはタスクのプロパティを開く

 まずタスクのプロパティを開きます。
全般、トリガー、操作、条件、設定、履歴、の順に並んでいる事と思います。
注意する点は2つあります。

トリガーの編集で開始からの間隔と、繰り返し間隔の終わりを重複させない

 トリガーの設定が1回以外の設定になっている場合は、継続時間が無期限で繰り返し間隔の終わりが毎日や毎月の期間に被らないように設定する必要があります。
 例えば設定で、開始からの間隔が1日になっていて繰り返し間隔が1時間で継続時間が無期限に設定されている場合、開始からの間隔の設定で1日後に新しいタスクが実行されますが繰り返し間隔の終わりも1日後になっている為か最初のタスクの最後の実行が行われます。この場合、同時に実行される為に処理が重複したり処理を取り合ったりして予期せぬ動作になる恐れがあります。

設定の再起動間隔を十分に取る

 タスクの動作に影響する追加設定では、タスクが失敗した際の再起動間隔を十分に長く取る必要があります。長くと言っても一瞬で終わる処理であれば1分でも大丈夫です。
 前述のトリガーの設定で2つ起動するような場合にタスクが失敗しているように見えると3つ目が起動する場合があります。



他の設定で3つ起動する事はないと思いますが少し前に確認したので正確ではないかもしれません。
以上です。

1つの USB ディスク・フラッシュメモリで複数の Windows 10 のインストーラーやWindows Imageを起動する方法。デュアルブート。

 USB メモリから起動できるインストーラーは便利ですが複数入れられると探したり差し替える必要が無くもっと便利です。
そこで1つのディスクに全てを入れて起動する方法です。

Windows 10 のインストール USB を作成する。

 以下の Microsoft のリンクから インストール USB を作成します。
インストール時に 32bit または 64bit かを選択するのがお勧めです。
support.microsoft.com

実はこの時点で MBR, UEFI かつ 32bit, 64bit インストーラーのデュアルブートになっています。
この方法は非常に簡単なのでこれを基本に環境を増やします。

ブート環境を追加する

 ここでは 「Windows7 の回復ディスク」を追加します。
回復ディスクを入れてBCDのエントリを確認します。
回復ディスクのドライブは D: と仮定します。
次のコマンドをコピーしてコマンドプロンプトに貼り付けてください。

bcdedit /store D:\boot\bcd

C:\ 管理者: コマンド プロンプト C:\>bcdedit /store D:\boot\bcd Windows ブート マネージャー -------------------------------- identifier {bootmgr} description Windows Boot Manager locale en-US inherit {globalsettings} default {default} displayorder {default} toolsdisplayorder {memdiag} timeout 30 Windows ブート ローダー -------------------------------- identifier {default} device ramdisk=[boot]\sources\boot.wim,{7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f} path \windows\system32\boot\winload.exe description Windows Setup locale en-US inherit {bootloadersettings} osdevice ramdisk=[boot]\sources\boot.wim,{7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f} systemroot \windows detecthal Yes winpe Yes ems Yes


これのブート ローダーの部分を使います。

 回復ディスクの中身を USB ドライブの適当なフォルダにコピーします。
USB ドライブは E: と仮定します。
robocopy D:\ E:\win7re /E /DCOPY:DAT
コピーしました。


 ファイルをコピーしたのでBCDエントリを作成します。
set BCDSTORE=E:\boot\bcd
bcdedit /store %BCDSTORE% /create /d "Windows 7 Recovery" /application osloader

C:\ 管理者: コマンド プロンプト E:\>set BCDSTORE=E:\boot\bcd E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /create /d "Windows 7 Recovery" /application osloader エントリ {GUID} は正常に作成されました。


この {GUID} が次のコマンドで使う {ENTRYGUID} になります。
下にあるコマンド群の {ENTRYGUID} を編集してから纏めてコマンドプロンプトにコピペしてください。
RAMGUID は同じだと思いますが一応確認してください。
NEWDIRは source より上のディレクトリ部分です。
表示の都合でコマンドが途中で改行されていますが気にしないでください。

set NEWDIR=\win7re
set ENTRYGUID={ENTRYGUID}
set RAMGUID={7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f}

bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% device ramdisk=[boot]%NEWDIR%\sources\boot.wim,%RAMGUID%
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% path \windows\system32\boot\winload.exe
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% locale en-US
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% osdevice ramdisk=[boot]%NEWDIR%\sources\boot.wim,%RAMGUID%
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% inherit {bootloadersettings}
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% systemroot \windows
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% detecthal Yes
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% winpe Yes
bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% ems Yes

C:\ 管理者: コマンド プロンプト E:\>set NEWDIR=\win7re E:\>set ENTRYGUID={ENTRYGUID} E:\>set RAMGUID={7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f} E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% device ramdisk=[boot]%NEWDIR%\sources\boot.wim,%RAMGUID% E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% path \windows\system32\boot\winload.exe E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% locale en-US E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% osdevice ramdisk=[boot]%NEWDIR%\sources\boot.wim,%RAMGUID% E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% inherit {bootloadersettings} E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% systemroot \windows E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% detecthal Yes E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% winpe Yes E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /set %ENTRYGUID% ems Yes



 作成したエントリを確認して追加します。

bcdedit /store %BCDSTORE% /enum %ENTRYGUID%
bcdedit /store %BCDSTORE% /displayorder %ENTRYGUID% /addlast

C:\ Windows 回復コンソール E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /enum %ENTRYGUID% Windows ブート ローダー -------------------------------- identifier {GUID} device ramdisk=[boot]\win7re\x86\sources\boot.wim,{7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f} path \windows\system32\boot\winload.exe description Windows 7 Recovery locale en-US inherit {bootloadersettings} osdevice ramdisk=[boot]\win7re\x86\sources\boot.wim,{7619dcc8-fafe-11d9-b411-000476eba25f} systemroot \windows detecthal Yes winpe Yes ems Yes E:\>bcdedit /store %BCDSTORE% /displayorder %ENTRYGUID% /addlast この操作を正しく終了しました。 E:\>bcdedit /store %BCDSTORE%


作成したエントリがストアの末尾に追加されました。
E:\>bcdedit /store %BCDSTORE%
で確認してください。


以上です。

Windows のクラスタサイズ(アロケーションユニットサイズ)をDISMを使いWIM(Windows Image)を作り既定の4Kから64Kに変更する方法。

 UEFI 環境の GPT フォーマットされた Windows 10BIOS 環境の MBR フォーマットされた Windows 7 の場合について記載していますが普通の方法ではないので起動する保証はできません。

Windows 10 のインストールUSBからクラスタサイズを変更する

 作業としてはコマンドを3つ実行して「バックアップを取る」、「フォーマット」、「バックアップから元に戻す」と言う操作をします。所要時間の目安は 100GB で 1時間半です。Windows 7 でも同様です。
 起動しなくなる可能性を考えて、コントロールパネルの「以前のバックアップ」からディスクイメージを作成しておいてください。


 この操作はディスクイメージから復元できる人向けです。
事前に元のディスクか空のディスクに復元する等して確認し、問題は自分で解決してください。

Windows 10 のインストールUSBを起動する。

 以下の Microsoft のページからインストール USB を作成してください。
インストール時に 32bit か 64bit かを選択する物がお勧めです。

support.microsoft.com

 作成したらインストール USB から起動してください。

Windows 10 の 回復オプションを起動する

 回復オプションを選択する(R)には"インストールします"の画面で R キー を押してください。

オプションの選択

 カーソルキー(矢印キー)で選択して Enter キーで決定します。TAB キーとマウスも使えます。〇の部分を選択してください。
・続行 Windows を起動します。
トラブルシューティング(詳細オプションを開く)
・PCの電源を切る

詳細オプション

・スタートアップ修復
コマンドプロンプト
・更新プログラムのアンインストール
・システムの復元
・イメージでシステム回復

回復コンソールを開いてクラスタサイズを変更する。

 コマンドは以下の通りです。

DISM /Capture-Image /? でイメージを作成します。
format で指定のクラスタサイズにフォーマットします。
DISM /Apply-Image /? でイメージを適用します。

 ドライブレターは dir コマンドや diskpart を使用して確認してください。
dir コマンドで「ドライブ名」と「ファイル」を確認すればわかると思います。

DISMコマンドに関しては /? を後ろにつけてヘルプを表示すれば一番下に使用例が表示されるのでコピー&ペーストすればすぐに使えると思います。

DISM /?
DISM /Capture-Image /?
DISM /Apply-Image /?

 この例では C: がシステムドライブで E: が WIM(Windows Image) を保存するドライブになります。

C:\ 管理者: コマンド プロンプト の例 Microsoft Windows [Version 10.0.19045.2251] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. L:\>DISM /Capture-Image /ImageFile:E:\win10.wim /Capturedir:C:\ /Name:"Windows 10 Image" 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.18362.1 [==========================100.0%==========================] 操作は正常に完了しました。 L:\>FORMAT C: /FS:NTFS /Q /A:64K ディスクを正常にフォーマットしました。 L:\>DISM /Apply-Image /ImageFile:E:\win10.wim /ApplyDir:C:\ /Index:1 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.18362.1 [==========================100.0%==========================] 操作は正常に完了しました。 L:\>


 フォーマットは format C: /FS:NTFS /Q /A:64K の様にファイルシステムアロケーションユニットサイズを指定して行います。

管理者:X:\windows\SYSTEM32\cmd.exe Microsoft Windows [Version 10.0.18362.592] (c) 2019 Microsoft Corporation. All rights reserved. X:\Sources>format /? /FS:ファイルシステム ファイルシステムにはファイルシステムの種類を指定      します (FAT、FAT32、exFAT、NTFS、UDF または ReFS)。 /Q    クイック フォーマットを実行します。このスイッチは /P スイッチを上書きします。 /A:サイズ 既定のアロケーション ユニット サイズを上書きします。      一般的には、既定の設定を使用してください。      ReFS は、4096、64K をサポートします。      NTFS は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K、      128K、256K、512K、1M、2M をサポートします。FAT は、512、      1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K をサポートします (セクター サイズが 512 バイトよりも大きい場合は 128K、256K)。      FAT32 は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K をサポート      します (セクター サイズが 512 バイトよりも大きい場合は 128K、256K)。      exFAT は、512、1024、2048、4096、8192、16K、32K、64K、128K、      256K、512K、1M、2M、4M、8M、16M、32M をサポートします。      FAT と FAT32 ファイル システムは、下記のボリュームの      クラスター数の制限に従います:      FAT: クラスター数 <= 65526      FAT32: 65526 < クラスター数 < 4177918      指定されたクラスター サイズを使用して上記の要件を      満たせないと判断された場合、フォーマットの処理は      直ちに停止します。      NTFS 圧縮は、4096 より大きいアロケーション ユニット サイズ      に対してはサポートされません。 X:\Sources>format C: /FS:NTFS /Q /A:64K フォーマットが完了しました。 X:\Sources>exit


完了したら再起動して下さい。

クラスタサイズについて

 Windows ではインストール時のフォーマットは既定サイズの4Kのクラスタサイズになっています。クラスタサイズを4Kよりも大きく設定するとディスク圧縮を利用出来なくなります。クラスタサイズが大きくなると容量の無駄が大きくなる傾向があり、その分多少の書き換えで断片化が起きません。
 細かい点は省きますが実際にファイルを入れると 16K のクラスタサイズはディスクを僅かに効率的に利用でき、クラスタサイズは適切で大きいほど後々のパフォーマンスの低下を防げるので16K から 64K クラスタがお勧めです。現状の様々なファイルの容量の場合は 64K クラスタだと容量の無駄が少し増えます。
 クラスタサイズは小さくはしません。クラスタサイズが小さい方が効率的と思うかもしれませんがファイル管理の都合で小さくすると管理できる容量が少なくなり使い方によっては不具合が発生します。NTFS では 16TB を超えるような容量になると 4K よりも大きなクラスタサイズが選択されます。将来、 4K のクラスタサイズは不十分な為に使われなくなります。また、ファイル管理の点から見てもクラスタサイズは少し大きい方が安心です。


以上です。

Windows XP のインストールファイルをコピー後に再起動すると "A disk read error occurred" となる場合にインストールを開始する方法。

 CDやDVD、USB等のメディアから Windows OS をインストールする際には、最初にインストーラーをインストール対象として選択したディスクにコピーした後に再起動します。
その際に "A disk read error occurred" となって、ブートが失敗しインストーラーを起動できない場合にこれを起動してインストールを継続する方法です。
ディスクのRAWデータは見ていませんが恐らく設定されたブート対象のドライブの順番がずれていて起動できない事と思います。
解決するにはドライブの接続場所を変更して BIOSUEFI での起動順、認識順を変えれば良いと思いますがこの方法は行っていないので出来るかはわかりません。
ここで説明する例は fixmbr 等では起動しません。

インストールする方法

 ここでは既にサポートが終了した Windows XP のインストールをしたい場合を考えます。
Windows 7, Windows 8 等の他のOSでも同様の方法が使えると思います。

インストールディスクを準備する

 Windows XPWindows 2000 のディスクを使って起動させます。
BIOSだと USB は遅いですが、USB 3.0 のポートがあれば Windows 10 のインストール USB ディスクがあると便利かもしれません。

 BIOSUEFI のメニューを出す方法と起動するディスクを選択する方法を確認しておいてください。
前者は F1 キーDEL キー、後者は BIOSUEFI で設定するか F9 キー, F11 キー になっているかもしれません。メーカーロゴが表示されたら TAB キーを押すと起動中の表示を見られるかもしれません。
画面の表示やキーボードを見て、または検索して説明書を熟読してください。

"A disk read error occurred"となるインストールしたい OS (Windows XP) のインストーラーをコピーする

 インストールCD等からインストーラーを起動してインストール先を設定しファイルのコピーを行います。
画面の指示に従って再起動します。
ここで一旦中断する為に電源を切るか BIOS の設定画面を開いてインストールディスクを入れ替えます。
この時点で起動しようとすると "A disk read error occurred" となります。
 インストーラーはコピー済みなのでバックアップする場合は回復コンソールから行います。

インストールしたい OS のインストーラーをバックアップする

 この OS の組み合わせの場合はルートディレクトリ直下のファイル以外は上書きされないのと上書きされるブートファイルはインストールディスクからコピー出来るのでバックアップしません。出来ない場合はバックアップします。
 Windows XP 以降の OS の組み合わせの場合はインストーラー等から回復コンソールを起動してフォルダ名を変更して上書きされない様にしておくかUSBメモリ等に丸ごとコピーしておきます。

インストールする OS とは別の OS のインストーラーのコピー処理で MBR? を書き換える。

 Windows 2000 のインストールメディアを挿入して起動してインストール先を設定しファイルのコピーを行います。
画面の指示に従って再起動します。ここで一旦中断する為に電源を切るか BIOS の設定画面を開いてインストールしたい OS (Windows XP) のディスクと入れ替えます
 この時点で既に起動できる環境になったので Windows XP のブートファイル(インストーラー)を手動でコピーすればインストールを開始できます。

インストールしたい OS (WindowsXP) のブートローダーをコピーする

 再度インストールメディアから起動したらインストールを開始せずに 回復コンソール(C) を選択します。Windows 10 の場合は最初の画面が出た時点で SHIFT + F10 を押す事で回復コンソールを選択せずに「管理者権限のコマンドプロンプト」を起動できます。

Microsoft Windows XP(TM) 回復コンソール 回復コンソールはシステムの修復と回復機能を提供します。 EXIT と入力すると、回復コンソールを終了し、コンピューターを再起動します。 1: C:WINDOWS 2: C:WINNT どの Windows インストールにログオンしますか?(取り消すには Enter キーを押してください)


ここでは Windows XP をインストールしたいので、1 と入力して Enter キー を押します。
インストールメディアが次のドライブ (D:) になっていると仮定します。
D: と入力して ENTER キー を押します。
目的のドライブレターが不明な場合は dir コマンドや diskpart で確認してください。

1 C:\WINDOWS>d: D:\>


以下の3つのファイルをインストールメディア、もしくは最初にインストーラーをコピーした状態から何らかの方法でコピーします。ファイル名を変えて保存しておくかUSBメモリを使うと簡単です。SSD,DVD,USB (順不同)の3つが接続されているとドライブレターは C,D,E のどれかになると思います。
bootfont.bin, NTDETECT.COM, ntldr の3つのファイルをコピーします。
 もしも Window XP 以降の OS のインストーラーを2つセットアップした状態になっている場合は、同じ Windows フォルダにファイルが入っていたり上書きされていたりすると起動できない事があるので、最初のインストーラーのコピー後に起動できなくなる時点でインストール先のドライブのファイルを全てバックアップしておきます。バックアップした場合はこの時点でインストール先のディスクのフォーマットはせずにファイルを全て消しバックアップしたファイルをインストール先にコピーします。
 コピーコマンドの例(Dドライブが OS のインストールディスク、Cドライブがインストール先のディスク):

D:\>dir D:\>copy bootfont.bin c:\ /V /Y D:\>copy ntdetect.com c:\ /V /Y D:\>copy ntldr c:\ /V /Y


綺麗にインストールしたいのでWINNTフォルダを削除します。

D:\>C: C:\WINDOWS\>dir C:\WINDOWS\>del arcldr /F C:\WINDOWS\>del arcsetup.exe /F C:\WINDOWS\>rmdir "Document and Settings" /S /Q C:\WINDOWS\>rmdir "Program Files" /S /Q C:\WINDOWS\>rmdir WINNT /S /Q C:\WINDOWS\>dir


この状態で再起動すると正常に Windows XP のインストールを開始できます。
"A disk read error occurred" は解決しにくい事が多いのでインストーラーをインストールして起動するようになったらブートマネージャーから消すと簡単だと思います。


以上です。

Windows10で容量固定のVHDXを縮小する方法。Hyper-V マネージャー、仮想ハードディスク ファイル。

 先ず、容量固定の VHD は縮小できません。中身を他の VHD に写す必要があります。
VHDXHyper-V マネージャー から縮小できます。
Windows10 での操作方法です。

容量固定のVHDXを縮小する

 容量固定のVHDXについて扱います。

容量固定のVHDXを縮小する為には未割り当ての領域が必要

 容量固定のVHDXを縮小するにはディスク最後尾にある 未割り当ての領域 が必要です。
仮想ハードディスクをマウントしてディスクの管理から縮小して未割り当ての領域を作成してください。縮小できない場合はデフラグやコピーを使ってディスク後方のファイルを前に詰めてください。必要に応じて空き領域を0で埋めるツールで書き換えてください。
縮小できるのはこの 未割り当ての領域 の部分になります。
ここの操作については省略します。

ディスクの管理 ボリューム (C:) (D:) (下がグラフィック表示) ディスク0 ベーシック 1000GB オンライン(C:) 931GB NTFS 正常(ブート)
仮想ディスク1 ベーシック 8000GB オンライン(D:) 7270GB NTFS 正常
2000GB 未割り当て

VHDXを取り外す

 Hyper-V マネージャー では接続中の VHDX の編集は出来ません。
Hyper-V マネージャー で VHDX を縮小する前に取り外してください。
ディスクの管理で該当ディスクを、またはエクスプローラーで該当ドライブを右クリックし取り外しをクリックすれば取り外せます。

Hyper-V マネージャーでVHDXを縮小する

 ⊞ スタートメニューをクリックして Hyper と入力して Enterキー を押すか、「Windows管理ツール」から Hyper-V マネージャー を起動します。


 「Hyper-V マネージャー」を起動したら右側の「操作」のディスクの編集をクリックします。
「仮想ハードディスクの編集ウィザード」 が開きます。
「開始する前に」 を読み、次へをクリックします。
「ディスクの場所」 が開いたら参照をクリックして VHDX を選択し、次へをクリックします。
「操作の選択」で「縮小」が表示されていて選択できる場合は縮小できます。1GB単位でしか縮小できません。容量可変の VHDX の場合は最適化を行います。
数値を指定したら次へをクリックし、最後に完了をクリックします。


 縮小する場合は一瞬で完了します。
拡張する場合は物理ディスクに追加容量分を書き込むので時間がかかります。


以上です。

エクセルで日時(日付,時刻,時間)を加算して時刻や日付を変更する関数と式(EXCEL,function,DATEVALUE,TIMEVALUE)

 エクセルで指定した日時から開始して時刻を足したら日付も自動で加算されて欲しい。
そんな場合に使う関数の式です。

DATEVALUE,TIMEVALUE 関数を使って作る

 2022年11月22日から1時間ずつ加算する式を作る場合、次の式になります。
開始日 : DATEVALUE("2022/11/22")
開始時刻: TIMEVALUE("0:00:00")
加算時刻: TIMEVALUE("1:00:00")

A
1
=DATEVALUE("2022/11/22")+TIMEVALUE("00:00:00")+TIMEVALUE("1:00:00")
2
=A1+TIMEVALUE("1:00:00")
3
=A2+TIMEVALUE("1:00:00")


 日付はシリアル値で管理されています。1で1日、1900/1/0が0日になります。
時刻もシリアル値で管理されています。分数で表せる1未満の数になります。
この2つを組み合わせて指定した日時の文字列に指定した時間を加算して日時で表示します。加算する日付と時刻をセルを参照して変えながら加算する事も可能です。数字や計算式を入力しても計算する事が出来ます。
2行目以降はコピー&ペースト・貼り付けかオートフィルで必要な分を作ります。

表示はセルの書式設定か TEXT関数で行う

 Ctrl+1 でセルの書式設定をするか TEXT 関数で書式設定します。

B
1
=TEXT(A1,"yyyy/MM/DD hh:mm:ss")


これを先程の式と組み合わせる事で文字列として表示できます。

A
1
=TEXT(DATEVALUE("2022/11/22")+TIMEVALUE("00:00:00")+TIMEVALUE("1:00:00"),"yyyy/MM/DD hh:mm:ss")
2
=TEXT(A1+TIMEVALUE("1:00:00"),"yyyy/MM/DD hh:mm:ss")
3
=TEXT(A2+TIMEVALUE("1:00:00"),"yyyy/MM/DD hh:mm:ss")


先程より少し長くなりました。


以上です。