いつものしらべてもでてこない

調べた事を書きます

Aviutlで単一色(黒一色とか)の動画を作成する為にフレームを追加、増やしたい場合のPluginプラグイン

Aviutlで単一色(黒一色とか)の動画を作成する為にフレームを追加、増やしたい場合のPluginプラグイン

 

ご存知の通り、Aviutlで例えば黒一色の動画を作りたい場合は黒背景の画像を一枚作って複写と言うことは出来ません(出来ました^^:)。

良くある手法は動画を読み込みフレームをコピーしたら全体を範囲にして範囲指定貼り付けする方法です。拡張編集で貼り付けると端にアンチエイリアスが掛かったり端に隙間が空いたりするのでお勧め出来ません。

拡張色調補正と音量の調節だけでも作れますが元動画の読み込みの分重くなります。

(明るさを0にするかY2つを-256に、レベルを-256に等)

 

 

しかし次のプラグインがあれば一枚画像から動画にすることができます。

 

Gekkao

Aviutlプラグイン フレーム追加&上書き ver.0.1 (2008/6)

http://www.geocities.jp/gekkao_waka/plugin/

 

Aviutlと同じフォルダに入れて起動し設定で選択するとウィンドウが出てきます。

f:id:bannan:20130626232530j:plain

Aviutlに画像を放り込んだら一番上の「選択範囲を最後尾に追加 []->L.」をクリックします。Aviutlのタイトルバーを見るとフレーム数が1/1から1/2に増えた筈です。

 

こうなってしまえば後は簡単、再生フレームレートにあわせて1秒分のフレームを増やしたらCtrl+Aで全選択して追加して10秒にし、またCtrl+Aで全選択して追加して1分にし、と繰り返すだけで簡単に単一画像の動画を作成できます。

 

ただしこのままだと音声トラックが無い為、この動画に拡張編集で動画を追加しても音は再生できません。何らかの音声ファイルを追加してそれをまた音声上書きで引き伸ばすと言った操作が必要になります。

 

ベース動画の無音作成についてはLayer 1にフィルタオブジェクト>音量の調整を入れてレベルを-256にするとベース動画の音量を無音に出来るので音のある動画を読み込んで作っても可です。

 

無音だけを作成したい場合は録音デバイスを全ミュートしてサウンドレコーダーで録音するかAudacityで無音の作成をすれば良いでしょうが上記のフィルタで作った動画からWAVを出力しても出来ます。

 

土台となる真っ黒動画(ベース)の作成手順

動画と同じ大きさの真っ黒な画像を用意しAVIUTLに放り込み、

音声の追加からなんでもいいので音声を読み込み(同じフォルダに入れると良い)、

プラグインでフレームを水増しし、

音量の調節で無音にすれば完成です。

 

別にこんな事をしなくても拡張色調補正と音量の調節だけでも作れますがベース動画を読み込む事を考えると1フレームか画像と無音を読み込む方が軽いです。

 

 

以上です。

 

いずれにしても簡単な操作で余計な事をせず作成できるのでお勧めです。

また、前方に追加も出来るのでちょっと増やしたい場合に最適です。

興味があれば作者の他のプラグインも使ってみてはいかがでしょうか。

 

拡張編集には空フレームの追加と言うのがありますがこれは編集用に間を何フレーム空けたいと言う用途向けの物です。

 

新規プロジェクトの作成

拡張編集領域を右クリックして新規プロジェクトを作成すると空の動画が出来ます。

長さはオブジェクトを配置して伸ばせば勝手に伸びていくのでこれで編集の下地となる単色背景の無音動画プロジェクトを作成できます。

よって新規に作りたい場合は上記プラグインは不要です。

 

以上です。