Windows7やWindows8.1からWindows10に無償アップグレードした際に再インストールする場合のライセンス認証について。
Windows7やWindows8.1からWindows10に無償アップグレードした際に再インストールする場合のライセンス認証について。
7月29日に公開され現在は無償でアップグレードできるWindows10について少しだけ纏める。
ライフサイクル
先ず気になるのはosのサポート期間、ライフサイクル。(Microsoftの表)
クライアント オペレーティング システム |
最新の更新プログラム またはサービス パック | メインストリーム サポート終了 | 延長サポート終了 |
---|---|---|---|
Windows XP |
2009 年 4 月 14 日 |
||
2012 年 4 月 10 日 |
2017 年 4 月 11 日 |
||
Windows 7 * |
2015 年 1 月 13 日 |
2020 年 1 月 14 日 |
|
Windows 8 |
2018 年 1 月 9 日 |
2023 年 1 月 10 日 |
|
Windows 10、2015 年 7 月リリース ** |
なし |
2020 年 10 月 13 日 |
2025 年 10 月 14 日 |
Vistaは2017年、Windows7は2020年ともう少しと言う印象を受ける。
表のサービスパックや更新プログラムが適用されていない場合はサポートされない。
Windows10は2025年でWindowsXPに対応していなくWindows7に対応したソフトウェアならWindows10でもほぼ使用できるので今は必要無くともWindows10の販売終了前に次期Windowsと動作を比較して問題があるなら手に入れておくのを考える必要がある。
再インストール
もしも何かがあって再インストールする場合そのWindows10にはライセンスキーが存在しない筈なので以前のバージョンからインストールする事になる。Windows10にすると認証は自動で行われるので特にする事は無い。再インストール時に認証を求められたら「後で」を選択しておけば問題が無ければ自動で再認証される。再インストール時のプロダクトキーは無償アップグレードに関してはリビジョンによる同一の物の様なので余り意味は無い。
確認は、
「スタート」ボタンを右クリック>「コントロール パネル」>「システム」
で行える。
デバイス
ライセンスと再インストールに起因する問題としては機器を入れ替えると再認証が必要になると言う点である。この点に関してはマイクロソフトのサポート担当者の話と以前のWindowsを参考にするとマザーボードなどの部品を3点程入れ替えると別のデバイス(Microsoftから見た端末の事)と認識されてしまう。機器を入れ替えると認証が必要になり修理等で大幅にCPUやマザーボードを入れ替える場合はその点に注意が必要。再インストール時の様に「後で」を選択して認証されなければ別のデバイスと認識されているので以前のバージョンではなくWindows10を継続利用したい場合はライセンスを購入する必要が出てくる。
参考
Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows ヘルプ
Windows 10 をライセンス認証できない理由 - Windows ヘルプ
アップグレード後の Windows 10 再インストールについて
無償アップグレード期間終了後の扱いもあったがチェックしておくのを忘れた。
以上。